2019年3月1日
港珠澳大橋は全長55kmです。
海を跨ぐ世界最長の海上橋である「 港珠澳大橋 」( 香港-珠海-澳門 ) が2018.10.24から開通となりました。
海上の橋だけではなく、海底トンネル工事もあって、着工から完成までなんと9年間と建設費は約1,100億人民元がかかったそうです。
サイト:大公網(タゴンネット)
出典:BEIJING
資料圖:港珠澳大橋\大公報記者方俊明攝
記事:「マカオ橋2月開通」より
http://www.takungpao.com.hk/travel/tsly/2018/1226/225769.html
サイト:新城物業(DB毎日!)
記事:「虹橋 – マカオ橋22.9 km本橋」より
http://dbeveryday.blogspot.com/2016/12/229.html
「港珠澳大橋」ができたおかげで、香港~マカオ間をバスで移動出来るようになりました。
時間もコストがフェリーの約半分以下となり、観光客には喜ばしいできことではないかと思います。
今日は、その利用方法紹介したいと思います。
香港空港からフェリーを利用する場合、トランジットカウンターに行って手続きするだけで、出国する必要はありません。しかし、「港珠澳大橋」を使用する場合、一旦香港に入国する必要があります。
それは、澳門行きゲートと空港が直結してないためです。
二つのポイントが相互に見える距離ではありますが、そこを「B4」バスで移動しなければなりません。
バス停はタクシー乗り場を向かって左側に渡ったすぐ見えるところにありましたので、ほっとしましたが、無料かと思っていた乗車料金がほんの5~6分距離を香港$6.0(約85円)かかってしまいます。
私が利用した日は土曜日でしたので、(少しだけの辛抱でしたが)ぎゅうぎゅう詰めの満員バスでした。
「B4」バスを下車し、澳門行きの案内板に従って進んで行くと香港出国審査があります。
解放感のある建築設計ではありますが、無駄に広く見えてさびしい感じもありました。
それはさておき、出国審査が終わった先にはバスのチケット販売機がたくさん並べられてあります。
スタッフさんが横にきて案内してくれましたので、スムーズにチケットをゲット(片道香港$65(約920円))。
そこからの行き先は珠海か澳門しかないので、行き先案内に従うと黄金色のバスが見えます。
乗車前にチケット確認(バーコード読み取り)がありますので、間違って乗ってしまうことはないでしょう。
いよいよ出発です!
運よくこの日は晴天でした。青空と海を間を走り抜けるような素晴らしい橋の景色を見ながら、思わず「ふふ!」と感嘆の声を漏らしてしまいました。日本であれば、きっと変な目で見られたと思いますが、香港のバスや電車は常に賑わっていますので、気づかれてないだろうと一安心。
バス出発から到着までの所要時間がちょうど40分でしたが、その40分のために9年間かと感動しました。
澳門と言えば、カジノです。
せっかくでしたので、そのまま帰ってくるわけにはいかないと思い、少しだけ楽しんできました。勝敗は内緒です。(笑)
但し、この橋の開通が間もないので市内、若しくはホテル行きまでの線が開通されてないところが少し不便です。
澳門ゲートからは香港行きバスしかないので、旅行に不慣れな人でも100%安心できます。
帰りは行く時と違って、先に乗車券を購入してからイミグレーションを通ります。HKDでの購入も可能なのでわざわざ澳門$に両替する必要はありません。
帰る時に日が暮れて真っ暗な海の上を走っておりましたが、もしここで橋が崩れたらと一瞬だけ鳥肌が立ちました。
香港に戻ると到着ロビーの正面に市内行きバスの案内がありましたので、乗換せず比較的に楽な帰宅でした。
まだまだ、交通線路が不完全なところが多い感じがしましたが、市内からのアクセスや一般車両の利用も追加して行くようなので、今後が楽しみです。