2025年2月4日
赴任して半年が経ち、季節も冬になりました。
年が明けても、日中は25℃以上になり、バスのエアコンはガンガンにきいており、半袖歩いている人もいます。このような陽気ですので、香港の部屋にはエアコンのみで暖房設備はありません。しかし、筆者には寒く感じられるので冬支度をしました。フローリングにクッションフロアと絨毯を敷いて、暖房と加湿器を用意しました。暖房の1台は前任者からの引き継ぎ(感謝)です。
朝、室温が20℃だったとしても、つい暖房をONにしてしまいます。
香港もインフルエンザが流行ります(こちらでは香港型とは言いません)。年末に咳が止まらず、39℃近くまで発熱したため、病院に行ったら、そのまま入院になりました。インフルエンザA型と気管支炎を併発していました。荃湾アドベンティスト病院(HONG KONG ADVENTIST HOSPITAL TSUEN WAN)とてもきれいな病院です。ロビーと中庭はクリスマスでした。病室はシャワー付きです。
3~4時間おきに(夜中も)血圧、体温、血中酸素を測定し管理され、朝昼晩の薬と点滴による治療をしてもらいました。
香港の病院には病院食がありません。食堂にオーダーする事は出来ます。
内臓の病気では無いので、何を食べてもいいと医者に言われたため、吉野家、Pizza Hut、McDonald’s、丸亀製麺のデリバリーを食べていました。
看護師さんは皆さん明るく親切で、言葉の通じない筆者に、必死に説明をしてくれます。
広東語も中国語も英語も話さず、無事に4日で退院が出来ました。
香港や中華圏の人達は「金(GOLD)」を好みます。資産価値としてだけではなく、お守りとしての意味もあるようです。街中の多くの貴金属店でも、アクセサリーや豚の飾り物(子宝で縁起がいい)が販売されています。金ピカビル(The Royal Pacific Hotel And Towers)ホテルだけでなくビジネス棟もあります。昨年末までは日本の商社(お客様)がいたのですが、中国本土に移転してしまいました。窓が全部金色で、太陽の角度によっては、すごくきれいです。
香港赴任と言われた時に、頭に最初に浮かんだのが、夜景でも飲茶でもなく、このお寺でした。
1万体以上の金ピカの仏像が並んでおり、結構な急坂で登っても登っても金ピカ仏像です。
香頂上(本堂)には、石像や大きな仏像、塔などもあります。
金ピカ仏像はFRP製(石像は御影石)ですが、メンテナンスもキチンとされていて、きれいです。
香港は交通網が発達していてとても便利です。
記憶がなくなるまで飲んでも、スマホを3タップすればUberが、家まで勝手に送ってくれます。しかも時間も道順も記録され、支払い済みです。
どうやって帰ったのか記憶が無い翌朝、同乗者から「財布を無くした…」と連絡がありました。
記憶は頼りにならないのでスマホを確認し、ドライバーに連絡すると、「これか?」と、なんと財布の写真を送ってくれました。ドライバーは夜勤だったようで、「寝て起きたら届ける」と言って、会社まで財布を持ってきてくれました(料金は移動分請求されましたが)。当然、中身は現金もカードも全て入っており、無事でした。香港のタクシー運転手さんはとても親切で、安心して乗車できます。