昭和化成工業株式会社は1956年の創業以来、お客さまの声に真摯に耳を傾けることで、価値ある製品づくりに力を注いでまいりました。
コンパウンドメーカーとしてのお客さまからの信頼を得られたのは、他社に先駆け血液バックならびに透析用コンパウンドの開発に成功し、お客さまの求める厳しい品質・技術レベルを常に追求してきた成果だと考えます。
また1998年には、鐘淵化学工業株式会社(現・株式会社カネカ)のKVC部門と提携。さらに、グローバル化の流れをとらえ、海外にも進出することで着実に成長を続けています。創業以来、今でも「お客さまのすぐそばにいる」ことにより、お客さまの声に耳を傾ける姿勢は今も昔も変わりはありません。
そして私たちの真のイノベーションはお客さまの新たな価値創造と共にあります。
世界的に社会のグローバル化が大きく進む中、これまでのように普遍的な対応では限界があります。その国や民族が持っている「価値」についても、対応していくことが求められています。私たち昭和化成工業株式会社では、進出している地域に応じた経営戦略を推し進めるグローカル化に取り組むことで、グローバル調達を求めるお客さまのご要望にもきめ細かく応える体制づくりを進めています。
私たち昭和化成工業にとって今日、大きなテーマのひとつになっているのが、地球環境にやさしい製品の開発です。あらゆる樹脂においてコンパウンドの性能・特性要求がより高まる中で、品質・技術・コスト・小ロット対応など全てのサービスでトップレベルを維持することはもちろん、業界のリーディングカンパニーとして環境にやさしい社会の実現に貢献していきたいと考えています。また人と人との細かな気配りや小さな思いやりを大切にする職場づくりに取り組むことで、地球環境に負荷をかけない製品の開発にも積極的にチャレンジ。こうしたモノづくりを通して、豊かな社会の実現に貢献していきます。
お客さまのご要望にお応えするモノづくりをささえるのは全社員一人一人の知識・技術・経験はもとより、「お客さまのニーズに応えよう」という気持ちだと考えています。
私たちは以前より「思いやりのあるモノづくりができる人材の育成」に注力し、常に一人一人が製品・サービスの品質維持・向上に向けた意識を以て、グローバルな品質の確保を目指しています。