2010年8月24日
大連の街中を歩いていると果物屋さんが多いのに驚いた覚えがあります。人通りの多い路上・歩道などでも季節の色々な果物を販売している露店も多数見受けられます。南国の暑い地域の人々が果物をたくさん食べる話は良く耳にしていました。この地域の人々もたくさんの果物を消費しています。
夏の本番における果物消費量のNO.1は、スイカ(中国語では「西瓜」と書きます)ではないでしょうか。道路の道端に臨時の販売所が出来たり、果物屋さんの店先に山済みになっていたり、トラックに山済みにし、販売していたりとあちらこちらで見られます。また、とにかく安い!ミネラルウォーターより安いので水代わりにしている様子です。値段は、直径30cmの半割りで、7元(日本円で80円程度)位で販売されています。暑いときは、よく冷やしたスイカに軽く塩をふってかぶり付く醍醐味を忘れられませんし、汗をかいた時の水分・塩分・糖分補給の一石二鳥ならぬ一石三鳥の優れものではないでしょうか。いまこちらでは、半分に割ったスイカ(時々1個そのままを)を持って帰る人を目にします。夕方買って帰ったはずのスイカが翌朝には食べ終わっている姿をよく見受けます。それも半分に割ったそのままの状態で。スプーンでくり貫いて食べる人たち多いようです。
先日、会社の中でスイカの話になった時に、スイカを食べるときは「砂糖」をかけて食べると美味しいと言われました。日本では、「塩」を振って食べると言ったところ、「そんなことしたら美味しくなくなる」といわれてしまいました。また、お客さんが来た時に一口大に切ったスイカに砂糖をかけたものをご飯のおかず!?として出すことが一般的なようです。また、異国の同僚から聞いた話では、朝食の食卓に砂糖をかけたトマト!?が出て来ると言ってましたのでこれも書き添えます。