2017年7月3日
大連開発区から高速道路で北へ1時間程度の銘湖スキー場へ行きました。
コース以外は全く雪のない完全な人工雪です。唯一のリフトが山頂を通っているのがこの画像から見えますか?
あとは「動く歩道」のような設備が2本の小規模なスキー場ですが、体力、筋力の落ちている私にはちょうど良い広さです。朝の気温はマイナス10℃。気温は低いですが天気がよく風もないため、それほど寒くはありません。
料金は、週末なら「スキー3点セットレンタル+1日リフト」で170元(約3,000円)です。スノーボードもあります。ウエアのレンタルは別料金です。スキーレンタルの保証金400元も必要ですが、後から返ってきます。
ちなみに、リフト券はありません。料金の支払をすると電子カードを渡されるのでスキー場施設入場時に、そのカードを係員が読み取り、入場すればリフトは乗り放題です。スキー板などのレンタルの時も、このカードを読み取ります。返却の際も忘れずカードの提示が必要です。忘れると道具を返却していないことになります。
今回のスキー場では、ほとんどの人がスキー板などはレンタルしていました。中国ではレンタルが主流のようです。日本と中国では靴のサイズ表示が違うためスキー靴を借りる際には中国サイズで係員に言わなければなりません。「日本サイズ×2-10=中国サイズ」の計算で出来ます。私の場合は、日本では25.5㎝なので、中国では41になります。
スキー板は靴のサイズを言えば合う板を出してくれます。ストックは、たくさんぶら下がっているところから各自勝手に選びます。長さが合うもの、曲がっていないもの、先の輪が取れていないもの、左右揃っているものを探し出しますが、これに手間取り時間がかかります。左右の色が少し違うくらいは問題ないか、となります。
そしてリフト乗り場へ。
唯一のペアリフトは上級コース用で、ヘルメットを被らなければ乗ることができません。週末にも関わらずリフト待ちはなし。リフトに乗っている時間は4、5分だと思います。
まだ午前中ですがスピーカーから流れてくるのは「蛍の光♪♪♪」。ここは中国。もう帰らなければいけない気分になるのは日本人だけでしょうか。
写真の通り、リフト下には全く雪がありません。スキー板はレンタルしましたが、メーカーはFISCHER(フィッシャー)です。
下の写真が頂上から見下ろす上級コースです。人工雪なのでとても固く転ぶとお尻が痛いです。コース幅が狭いですが、コブもなく日本なら中級コースレベルでしょか。眼下には来るときに走ってきた高速道路が見えます。
スキー場から歩いてすぐのところに露天風呂のある大きな温泉施設もあります。疲れた筋肉を温泉で癒すのもよいかもしれません。但し、露天風呂は外気温が零下なので髪の毛が凍りますよ。