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香港での生活

2024年9月2日

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香港に赴任して2週間が経ちました。日本との違いや感じた事を紹介します。
空港に降りた瞬間は「暑い」と感じましたが、建物やバスの中は、エアコンがガンガン効いているため、日本の夏よりは、過ごしやすいと思います。

香港の建物

香港は土地が狭いため、建物が高層です。また、ほとんどの建物にエアコンがあるため、壁は室外機だらけです。

そのため、晴れていても上から小雨のようにしずくが垂れてきます。地面も常に濡れている場所があります。

香港の交通事情

公共の交通手段がとても発達しており、筆者も15年ぶりにバス通勤をしています。
都市部の道路には何本もの路線が重なり、バス停だらけです。行先の漢字は読めませんが、バスには大きく番号が書かれています。また、バス停も番号で区分けされているため、今の所、間違えて乗った事はありません。

バスやタクシーはすごくスピードを出し、車優先で人が渡っていても止まりません。
また、信号や横断歩道が日本とは違うため最初は戸惑います。横断歩道にゼブラゾーン(縞々)はなく、右(左)だけ注意しろと記載があるだけです。信号は車と歩行者の高さが同じで、並んでいます。一応、車は矢印、歩行者は人型になっていますが、筆者は近視で乱視なので裸眼の時には区別がつかず、1週間で2回轢かれそうになりました。

香港の物価

日本の商品はほとんど入手できるため、生活には困りませんがとにかく物価が高いです。
値札に日本円と香港ドルが両方記載されていると複雑な気分になります。
例えば、980円のシールが張ってあるバスマットは79.9HKドルですので約1,600円!になり、100均の200円商品は25HKドル(約500円)と倍以上になってしまいます。

香港の習慣

香港は家の中では靴を脱いで生活しますが、玄関と言う概念がありません。また、西洋の文化もあるため、(防犯のため)扉は内側に開きます。
筆者の部屋は玄関を開けるとすぐキッチンで、冷蔵庫の前で靴を脱いでいます。

部屋が狭いため、いろいろ工夫されており、キッチン下の扉を開けると洗濯機があります。

香港ではスタンダートなスタイルのようです。

最後に〜他人に優しい香港の人たち

香港の人たちは声が大きく、公共の場でもとにかく大声でしゃべっています。バスの中もとてもうるさく、早口の怒り口調なので、少し怖く感じていました。しかし、飲み過ぎてバスに乗り、同行者が激しく転倒した所、おじさんたちが駆けつけてくれて、「酔っ払いか?」「お前は動くな」「私たちに任せろ」(たぶんこう言っていたと思う)と席に座らせてくれました。香港の人は、とても他人に優しいです。滞在2週間の感想として言葉はまったく通じませんが、お金さえあれば、何とかやっていけそうです。

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