2018年1月4日
プミポン前国王が昨年10月13日御崩御され約1年間の服喪期間を経て、10月26日に火葬式が執り行われました。
プミポン国王逝去については2017年6月7日の記事もご覧ください
火葬式は王宮前広場に3600㎡を要し、棺は筒状で座る様式となっており装飾品の製作には100人の職人で9ケ月の期間を要した。また、国民の為に王宮前広場へ集中しないようにタイ全76県に火葬式建屋を設置され、前国王の誕生色である黄色のマリーゴールドが一面に飾られ壮観でした。
その火葬式場が一般公開されていますが12月末をもって解体されることを知り、タイ駐在中の一人として見たいと訪問しました。取り壊しの間近の土曜日でもあり、会場入り口へ向かう行列が見て取れ数時間待ちを覚悟しつつ進むと、まずセキュリティーチェックゲートにIDカードもしくはパスポートを上面にかざし止まる事無しで通過、道中ではミネラルウォーター・軽食が全員へ手渡しで配られており頂戴致しました。
その後、テント屋根のある数千席はあろうかと思われる椅子で待機となるが長時間待たずに数十分後には入場することが出来ました。入場時には日傘の貸し出しもしておりました(日本企業のロゴ入り)。前国王の歴史の展示場、装飾品の作成資料の展示がされており約45分の見学をさせて頂きました。
会場付近では、通行止め・一方通行の交通規制にて渋滞緩和がされ、式場内のスタッフはボランティアが行っているが整然としており感心致しました。
タイ国民がいかに前国王に敬意を払い、功績を讃えていることに触れ、改めてタイ国内で仕事をさせて頂いている事に感謝するとともにタイの発展に貢献出来ればとの思いである。