2015年12月21日
今回は筆者がバンコクに駐在を始めてから、「へぇ~、そうなんだ?」、「何これ?」と思ったことについてです。
日本名ではタイ(タイ王国)で英語名はThe Kingdom of Thailandですがタイ語では「ラート・チャ・アーナーチャック・タイ」と言います。驚きなのはバンコクの都市名です。
外国人はバンコク「Bangkok」と呼んでいますがタイ人は「クルンテープ(天使の都)」と言います。しかし正式な名称は「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」 です。
タイでは朝8時と夕方6時になると、テレビやラジオまたBTS(高架鉄道)の駅など公共の場で、そして映画館の上映前などで国歌が流れます。この国歌が聞こえるとタイ人はその場で立ち止まり、国歌が終わるまで動きません。時間にして1分ぐらいですが、我々外国人もマナーとして立ち止まっていますが、立ち止まらない場合は時には罰せられることも。
タイでは西暦と仏暦を使用しており我々が目にする書籍や書類にも時々仏暦が表示されていることがあります。西暦に543年を加えると仏暦になる。ちなみに西暦2016年は仏暦2559年となります。そしてタイには正月が3回あります。西暦の正月の1月1日、中国暦正月の春節(2月)、タイ暦旧正月のソンクラン(4月)です。1月1日と春節の休みは短くソンクランの休みが1番長く1週間から10日間です。
国民の95%が仏教徒であり、227もの戒律を持つ厳しい上座部仏教を信仰しています。
仏教徒の男子は、生涯一度は出家をすることが望ましいとされており、最大の功徳といわれているようです。僧侶になる者以外の出家は1週間から3ヶ月程度の短期出家ですがその間は厳しい修行と禁欲をしいられるようです。企業には出家休暇という特別な有給休暇があるところもあります。
また信仰心が厚く、街のあちらこちらに祠を見かけたり、僧侶を見かけると食べ物やお供えものを
渡す「タンブン」という行為も良く見かけます。
昨年8月17日に爆発テロのあったエラワン廟もすっかり元に戻り、たくさんの参拝者でにぎわっています。
バンコクで欠かせないBTS(バンコク・スカイトレイン。バンコク都内を走る高架鉄道)通勤ですが、ラッシュアワー時でもちゃんと並んで整列乗車をしています。乗りきれない場合でも無理に乗ろうとはせずに次の電車を待っている。車内は時々大声で通話している人もいるが、携帯電話をチェックしている人が多く意外と静か。車内は冷房が非常に効いており快適?です。
コンドミニアムは基本的に大家との契約となり部屋の備品、テレビ・冷蔵庫・ベッド・ソファー
エアコン・テーブルセットなどは大家の方で準備してあります。洗濯機についてはコンドミニアム内にコインランドリーがあるので付いていないことが多い。またコンドミニアムにはプール・トレーニング機器が基本設置されており住人は無料で使用することができます。また駅から離れているコンドミニアムは電気自動車で駅までの送迎サービスがありこちらも無料。筆者のコンドミニアムは駅まで300メートルぐらいですが送迎サービスがあります。健康のため筆者は乗りませんが。
これで筆者の借りている部屋は約35平米のワンルームで月の家賃は13000バーツです。
※「マイペンライ」(タイ語)=「気にしない、大丈夫、問題ない」の意
今回は以上ですがまだまだあります。
またいつか第2弾をお届けします。