2016年8月5日
前回に続き、「へー、そーなんだ? 何これ?」の第二弾です。
タイの挨拶は「ワイ」と呼ばれており、両手を合わせて合掌します。日本で言うお辞儀と同じ行為です。手の平を少し膨らませて合掌すると蓮の蕾のように見えて美しいとされています。
相手が僧侶である場合は合掌したときの親指がこめかみのあたりにくるように、年上の場合は鼻の頭の位置に、年下の場合は胸の前で合わせることがよしとされています。
タイは王国であり現在のプミポン国王は国民からも絶大な尊敬を受けている国王です。
御歳89歳になられ、そして今年は即位70周年を迎えられ、在位期間の世界最長を更新されています。クーデターもプミポン国王の一言で即座に沈静化してしまうほどです。その絶大なる人気から街中のいたるところ、家の中、会社のなかに国王の写真があり、また12月5日の誕生日には国中が国王の色の黄色一色になります。ご高齢になられ健康面で心配されますが筆者とは同じ誕生日なのでいつまでもお元気でいられることをお祈りしてやみません。
タイの休日の中で仏教の祭日の4日間は飲酒が禁止されています。この日はお店でのお酒の販売や提供が禁止されています。しかし外国人の多く集まるお店のなかには2階や個室であれば提供しているお店もちらほらとあるようです。
タイの旧正月のソンクランは水掛祭りとも呼ばれており、街のあちらこちらで水を掛け合っています。当然水をかけられた人は怒ることもなくみんなニコニコとしています。最近では大型の水鉄砲に水中眼鏡のいでたちで掛け合っている欧米人達のお祭りのようにもなってきています。
タイでは昔から人の頭には精霊が宿るとされていることから他人の頭を触ることはタブーとされています。たとえ部下や年下であっても。
足は不浄のものとされているので足でドアーを開けたり、テーブルの上に足を乗せたり、他人の足をまたぐといった行為はタブーとされています。そういえばマッサージ店に行くと必ず足を洗ってくれますがこれもこのことに由来しているのか?
神聖な場所とされている寺院では半ズボンやミニスカート、タンクトップなどの肌の露出の多い服装で入ることはタブーとされています。最近の観光地の寺院では肌を隠すための布を貸し出しているところもあります。
タイでのタバコも分煙、禁煙となってきておりタバコを吸える場所は少なくなっています。
価格はマルボロが125バーツ(場所により多少差がある)、日本円で約400円。タバコを吸い続けるとこうなりますよとの注意喚起のパッケージになっていて禁煙を呼びかけています。また道路での吸殻のポイ捨てには2000バーツ(約7000円)の罰金が科せられており実際に筆者の友人にも罰金を払うことになった人もいます。
10万人の日本人が住んでいると言われるバンコク。日本人の学校教育の環境も整っています。
幼稚園もバンコク近郊に15程度あります。小学校はバンコク日本人学校とシラチャー日本人学校の2校がありバンコク日本人学校にいたっては2016年の一年生のクラスが15クラスで中学校も併設されており、全校生徒で2700人おり、世界で一番規模の大きい日本人学校となっています。インターナショナルスクールも日本の如水館高校も含め20数校あり日本人子女を含め各国の子供たちが編入しやすい環境になっています。
今回は以上です。
また、タイでの「へー、そーなんだ? 何これ?」を見つけておきます。