2019年8月1日
ベトナムへ来て2回目の社員旅行となりましたが、今回は遠出だったので寝台列車を使用しての社員旅行となりました。
まずは旅程です。21:25(サイゴン駅出発)9:10(トゥイホア駅到着)
旅行先はトゥイホア(直線距離でホーチミンより約380㎞)。
約12時間を列車の中で過ごさなければなりません。行く前から少々憂鬱になるほどの所要時間です。
寝台列車ってゆっくり景色を眺めたり、横になって寝ながら移動して起きたら目的地みたいなものだ、と思っていただけに「辛く長い旅になるなぁ」と旅行に来たことを少し後悔しました。
座席のシートは前後左右のゆとりもなく、暑苦しい空間で放心状態です。時間を潰すにはスマフォでYouTubeを見るかアプリで遊ぶかしかなく、さすがにこの場では寝られません。
ただ、救いは延長コードを持参してきたこと。これでスマフォの充電だけは確保できます。因みにコンセントは頭上にあり、充電は可能ですが、ご覧の通り、延長コードがないと充電中はスマフォが宙ぶらりん。
ベッドのある部屋へ移動が出来ました。列車で働く乗務員さんの部屋をお借りしたのですが、車内放送用の機材が置いてある部屋なので、乗務員さんは駅に着くたびに出入りし、アナウンスします。
二段ベッドの上部は天井が低く、冷房の排気口から近いこともあり、夜中は寒かったのですが、シートからベッドでは天と地の差があり、横になれるだけでも幸せでした。乗務員さんに感謝です。
トゥイホア駅に行くまでの景色
12時間後・・・。
目的地のトゥイホア駅に到着です。疲れたぁ。
やっと着いてホットしている自分がいます。
狭い空間に缶詰状態で12時間揺られ、寝るか
YouTube見るか、と普段と変わらない生活を列車の中でも送っていました。
着いたと同時に帰りの事を考えると・・・。
帰りの出発駅はここよりまだ先のはず。
復路は往路以上の時間をかけて戻らなければならない現実が最終日に待っているわけですから…。
飛行機で帰りたい。1時間ちょっとで着くし(心の声がっ・・・)
【ニャン塔】
観光初日。
トゥイホアの町を流れるダラン川。
ニャン塔とはトゥイホアにあるニャン山の頂上にある12世紀のチャンパ王国時代の遺跡。トゥイホアのシンボル的な存在として親しまれており、おすすめの観光スポットみたいです。
外観の素材は、未だ分かっていない不思議な樹脂を配合した赤レンガを組み合わせて建てられていて、謎に包まれているようです。
海に出るまで長い砂浜があり、とても疲れました。隠れ場所がなく太陽がギンギンです。
丘の上には灯台がありましたが、とてもじゃないけど行く気にはなれません。砂浜や海はとてもきれいで、しばらく砂浜に立ちながら眺めを堪能していました。初日の観光これにて終了です。もうぐったりです。
ホテルに到着です。
ホテルの部屋からの眺めは、川と海がちょうど交わるのが見える部屋でした。海は青く、川は濁っていましたがなかなかの眺めでした。
部屋も広くベッドもフカフカで快適な寝心地。
また湯船もあったのでゆっくりつかり列車の疲れも取れました。
次回、2日目、3日目を報告いたします。